コラムColum
疾患
チョコレートのおはなし🍫
今年もドキドキのビッグイベント、
バレンタインデーがやってきました👏💗
家族、友達、恋人、職場の方に
日頃の感謝を込めてチョコレートを
用意した方も多いのではないでしょうか?
人間には害のない美味しいチョコレートですが、
皆様知っての通りわんちゃんやねこちゃんに
とっては食べてはいけない危険な食べ物です⚠️
昨年もバレンタインの記事を書きましたが、
HPがリニューアルしたため改めて
チョコレートの危険性についておはなしします️📝
🌟なぜわんちゃんやねこちゃんはチョコレートを食べてはいけないの?
それは中毒症状を引き起こしてしまうからです。
チョコレートにはテオブロミンや
カフェインという有毒成分が含まれています。
人間はこれらを素早く分解することができますが
わんちゃんやねこちゃんはこの成分を
分解する能力が乏しいため、
有毒成分が体内で蓄積し
中毒症状を引き起こしてしまいます。
チョコレートの種類や摂取量、
動物の体重などにより危険性は異なりますが、
チョコレートを摂取すると嘔吐や下痢をはじめ、
進行すると活動行進、多尿、震え、痙攣発作が
認められ最悪の場合死に至ります。
🌟もしチョコレートを食べてしまったら・・・
チョコレートは胃の中に残りやすいため、
摂取後3時間以内であれば催吐処置を実施します。
これはお家だと難しいので
必ず動物病院へ行きましょう🏥
少量の誤飲だと動物病院へ行くか迷われる
飼い主様も多いかもしれませんが、
念のため受診をおすすめします。
受診した際にチョコレートをどのくらい食べたか、
どんな種類・銘柄か、どのくらい前に
食べてしまったかを詳しく話しましょう。
食べてしまった後のゴミや包み紙などが
残っていれば一緒に持っていきましょう。
🌟チョコレートの種類
チョコレートの種類により有毒成分の
テオブロミン含有量が異なります。
最も多いのがダークチョコレートで
最も少ないのがミルクチョコレート、ホワイトチョコレートです。
ダークチョコレートのテオブロミン含有量は
とても多くごく少量の摂取でも
わんちゃんやねこちゃんにとっては有毒です。
ミルクチョコレートやホワイトチョコレートは
甘くて美味しいので万が一口にした際は
過剰摂取の危険があります。
パンやアイスにもチョコが含まれているものが
多いので手の届かない場所に置きましょう。
以上のことからわんちゃんやねこちゃんには
チョコレートを与えないようにお気を付けください。
お家でチョコレートを作る際は
あと片付けをするまでしっかり注意しましょう。
わんちゃんやねこちゃんには専用の
美味しいおやつがありますので
人の食べ物はなるべく与えないようご注意ください!
では皆様よいバレンタインを🍫💝